シャイネス・内向性等 | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
HOME   »  シャイネス・内向性等

問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

今回はHighly Sensitive Person(敏感すぎる人・繊細すぎる人)に関する研究をとりあげます。といっても、Highly Sensitive Personではなく、Highly Sensitive Dog(敏感すぎる犬・繊細すぎる犬)の話です。なお、私が読んだのは論文抄録、研究方法、結果、考察の一部で、全文は読んでいません。

なぜ、Highly Sensitive Person(、いやHighly Sensitive Dog)なのかというと、場面緘黙症(選択性緘黙)のブログや掲示板、ホームページを読んでいると、たまにHighly Sensitive Personに関する話がでてくるからです。

今回は犬でも敏感すぎるかどうかという個体差があり、ヒトの感覚処理感受性と類似の構造をしているという研究です。

なお、Highly Sensitive Person以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。

最近の記事1⇒恋人がいる大学生は授業を欠席することが多い
最近の記事2⇒1人より2人で決めた方が衝動的にならない
↑2つ目の研究は、最初に2人の間に意見の不一致がある場合でも衝動的にならなかったというのが興味深いです。

スポンサードリンク

興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、アブストラクト(要旨)、研究方法、研究結果を主に読んだ、シャイネスに関する興味深い論文を取り上げます。ほとんどが、最新の研究成果です。

なぜ、シャイネスなのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は社交不安(社会不安)が高いか、もしくは社交不安障害(社会不安障害,社交不安症)を併存していることが多いという知見がある一方で、シャイネスとの関係も見逃せないからです。

たとえば、Sharkey & McNicholas(2012)では、場面緘黙児の内、社交恐怖症(社会恐怖症,社交不安障害)や分離不安障害など重篤な不安を示したのは21%だったのに対し、緘黙児のどちらか片方の「親」がシャイであると自己申告したのが100%でした(ただし、シャイネスレベルは質的な調査で量的なものではない)。

Sharkey & McNicholas(2012)⇒自閉症持ちの第一度近親者がいる場面緘黙児が約半数(愛)

*注意:シャイネスと社交不安は違う概念です。脳科学(神経科学)的にもシャイネスと社交不安は違うと主張する研究論文もあります。

参考記事⇒シャイネスと社会不安の違いは脳構造と脳活動にも表れている

今回は、最初の授業の席でクラスの前列を選択した学生は成績が高くなりやすいが、シャイネスが高いと関係が弱いという研究です。

なお、シャイネス以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。

最近の記事1⇒心理学専攻生はダークトライアドが低い
最近の記事2⇒実行機能の枯渇は心の理論の障害を引き起こす
↑記事1ついて:ダークトライアドとは、マキャベリズム、サイコパシー、ナルシシズムという3種類の性格特性のことです。
記事2について:実行機能障害は自閉症スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)の人に多いという知見があります。そのため、自閉症スペクトラム症の人の心の理論機能を考えるうえで重要な研究です。

スポンサードリンク

興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、アブストラクト(要旨)だけ読んだ、シャイネスに関する興味深い論文を取り上げます。ほとんどが、最新の研究成果です。

なぜ、シャイネスなのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は社交不安(社会不安)が高いか、もしくは社交不安障害(社会不安障害)を併存していることが多いという知見がある一方で、シャイネスとの関係も見逃せないからです。

たとえば、Sharkey & McNicholas(2012)では、場面緘黙児の内、社交恐怖症(社会恐怖症,社交不安障害)や分離不安障害など重篤な不安を示したのは21%だったのに対し、緘黙児のどちらか片方の「親」がシャイであると自己申告したのが100%でした(ただし、シャイネスレベルは質的な調査で量的なものではない)。

Sharkey & McNicholas(2012)⇒自閉症持ちの第一度近親者がいる場面緘黙児が約半数(愛)

*注意:シャイネスと社交不安は違う概念です。脳科学(神経科学)的にもシャイネスと社交不安は違うと主張する研究論文もあります。

参考記事⇒シャイネスと社会不安の違いは脳構造と脳活動にも表れている

今回はシャイな人の中でも社交性が高い人はとりわけ社交不安障害が重篤であるという研究です。

なお、シャイネス以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。

最近の記事1⇒ポケモンGOをする動機には7種類ある
最近の記事2⇒性格検査の結果の男女差は性格の性差そのものを反映するのではない
↑記事1に関して、ポケモンGO動機尺度(Pokémon Go Motive Scale,PGMS)が開発されました。今後の研究への活用が期待されます。

スポンサードリンク

カテゴリ
ランキング
Twitter
スマートフォンサイト
Amazon書籍
場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

リンクについて
このサイトはリンクフリーです。リンクの取り外しはご自由になさって下さい。個別ページのSNSでの共有やブログ、サイトへのリンクも自由です。
プライバシーポリシー
当ブログはGoogle Adsense広告を掲載しています。Google Adsenseでは広告の適切な配信のためにcookie(クッキー)を使用しています。ユーザーはcookieを無効にすることができます。

なお、Google Adsenseで上げた収益は将来のホームレス生活を見越し、すべて貯金にまわしています。
免責事項
ブログ記事の内容には万全の注意を払っていますが、管理人はその内容の正確さについて責任を負うものではありません。

PAGE TOP