心理学的・行動経済学的な緘黙症の啓発戦略他 | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

(場面)緘黙症に関するブログや掲示板を読んでいると時々、NHKの報道に無条件に期待するような主張に出くわすことがあります。しかし、大学で心理学を専攻した私としてはその種の論調に素直に賛同できません。それは、スリーパー効果なる現象が存在しているからです。

○スリーパー効果(sleeper effect)とは?ー放送業界との関連性ー

スリーパー効果とは信憑性の低い人の説得効果が、時間が経つにつれて上がっていくという現象のことです。私は専門家ではないため、詳細はネットや書籍でご確認ください。

以下はスリッパー効果がNHK対民放(民間放送)の場合にもあてはまることを前提としてのお話です。テレビの放送業界でスリッパー効果が生じない可能性も十二分に考慮する必要があります。
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Twitterは啓発活動に利用するツールとして活用できます。Facebookなど各種SNS(ショーシャル・ネットワーキング・サービス)もそうです。しかし、その際には日頃から緘黙以外のことを書かなければならないというパラドックス(逆説)が発生します。

○Twitterを利用した啓発で生じるパラドックス

Twitter上で自らのプロフィールに緘黙症経験者と書いておくか、緘黙症に関するツイートをしていればそれなりに緘黙当事者が集まってくるでしょう。しかし、それだと、緘黙症を知らない方がその存在に気付くきっかけにはなりません。

したがって、もしも、緘黙症を知らない方向けに啓発活動をするのであれば、日頃から緘黙症とは無関係なツイートでフォロアーを引きつけておき、たまに緘黙症に関する情報を発信しなければなりません。また、緘黙症のことばかりつぶやいてしまうと、せっかくのフォロアーさんが逃げてしまう可能性があるので、あまり頻繁に言及するのは避けるのが無難です。

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最初は緘黙症関係の情報収集のために使い始めたTwitterですが、じつはもうそれだけではなくなってしまいました。

私は大学で心理学を専攻していたので、だんだん欲深くなって心理学や神経科学の最新研究に関する情報をTwitterを活用して収得するようになりました。そして今では各種ニュースサイトや科学雑誌から最新論文の情報を発信するようになってしまいました。

心理学や神経科学の研究ニュースを発信するようになると、そのうち専門職(心理学者、神経科学者、精神科医、発達障害の専門家)の方々にフォローされるようになり、最初の頃は恐縮していました。しかし、あることがきっかけで、これを活用できないものかと考え、私をフォローしてくださっている専門家の方々と旺盛に?コミュニケーションを図る方針にしました。

TwitterやYahoo!リアルタイム検索などで「緘黙」と検索していらっしゃる方は、私がやたら「ツイート、ありがとうございます」と連発しているのを見かけたことがあるかもしれません。その相手は私をフォローしてくださっている心理学者や発達障害の専門家(もしくはその卵)の方々です。

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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