2011年03月 | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

ニートとひきこもりの定義として厚生労働省のものが使われることがあります。

ニート:15?34歳で、非労働力人口のうち家事も通学もしていない人。

ひきこもり:就学・就労など、家庭外での社会的参加を回避し,6ヵ月以上、家庭にとどまり続けている状態。

では、現役で大学卒業後6か月未満まで、就労していなくて、仕事を求めていない(非労働力?)し、就学もしないだけでなく、家庭外の社会的参加を回避している人はニートだけどひきこもりではないということになります。少なくとも、6か月未満までは。

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緘黙や社会不安に関する論文を読みこなすためには、遺伝子に関する知識が不可欠であると感じていたので、「新・分子生物学入門」という本を読んだ。ただ、毎度のことながら同じ文を何度も読んでしまうという強迫行為が出てきてしまい、効率的に勉強できたとは言い難い。何とかこの強迫行為を退治できないものか。

モノーとジャコブのオペロン説。

広義のオペロンは、DNA上にあるプロモーターやリプレッサー(抑制因子)とその後に続く、実際にアミノ酸配列をコードする構造遺伝子の両方を指す。

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卒論の試問では、査読教授の初めの質問に即答できませんでした。何秒か経ってから、やっと答えられる始末でした。2つの欠点を指摘されましたが、それは実験スケジュール上の都合というもので、不可抗力でした。これらの欠点は私も重々承知していましたし、仕方のないものです。卒論に2つの弱点があったものの、厳しいことで有名な教授から「君の卒論は論理的で首尾一貫している」とのお褒めの言葉を戴きました。ありがたいことです。ただ頷くしかありませんでした。長い間の緘黙(社会経験のなさ)でどのように反応すればいいのか分かりませんでした。

ここまでは良いとして、問題は次の教授の言葉です。

「口頭試問という場だから、きちんと自分の思うところを言いなさい」

この発言の真意は、普段はともかくとして、口頭試問という状況では、もっと発言して自分を売り込むようにということにあると思います。

しかし、試問のプレッシャーに圧されていた私は「自分の思うところを言いなさい」という部分だけが脳裏にこだましてしまい…号泣してしまいました。しかも例によって、声を出さずに。

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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