2012年01月 | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

行動抑制に関する新しい論文が発表されました。本文は一部しか読んでいないのですが、書かせてもらいます。

Blackford, J. U., Allen, A. H., Cowan, R. L., Avery, S. N.(2012). Amygdala and hippocampus fail to habituate to faces in individuals with an inhibited temperament. Social Cognitive and Affective Neuroscience,(in press)

概要だけ述べておくと、抑制気質の大人は、抑制気質とは対極にある大人と比較して、扁桃体だけでなく、海馬の活動も活発なようです。具体的には、抑制気質の人は、無表情の顔を反復して見ても、扁桃体や海馬(辺縁系)の活動が低下しにくかったようです。

なお、扁桃体は同じ顔刺激を何回も呈示されると慣れて反応が弱くなることが知られています。

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生物学的知見に基づいた精神疾患の研究基準、Research Domain Criteria (RDoC)を作成しようとする動きがあります。NIMH(米国国立精神衛生研究所)が主導しています。

○DSMやICDのどこが悪い?
別に、DSM(精神障害の診断と統計の手引き)やICD(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)のままでもいいじゃないかと思う方もいるでしょう。

しかし、DSMやICDは、生物学的観点は取り入れておらず、最新の知見が反映されていません。遺伝子や脳に関する研究は、様々な疾患で共通となる遺伝的リスクや脳の異常が見出されています。したがって、現在の診断基準を用いるだけでは、生物学的研究が阻害されているとの認識があります。このため、治療薬の開発が遅れている可能性も指摘されています。その他にも様々な理由があります。

○Research Domain Criteria (RDoC)の特徴

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●公共の福祉

「公共の福祉」という言葉、学校で習いますよね。日本国憲法第13条に「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」との規定があります。

この条文は、公共の福祉のためならば、必要最低限の制約を人権に課すことができると解釈できます。また、人間相互の人権の衝突を調整するという意味で公共の福祉という語を使用することもあります。

●ひきこもり・ニートは公共の福祉に反する

ところで、ひきこもりやニートの人たちは働いていないケースが多いです。すると、年金や所得税などの税金(消費税を除く)を国に納められないことになります。40歳以上の場合、介護保険料も滞納している可能性も高そうです。そして、年金や税金、介護保険料は日本国を存続させていく上で、必須です。

もし、引きこもりの人たちが増えていったとしたら、国の財政や年金・介護制度も危うくなるかもしれません。だとすると、まさに公共の福祉に反していると言えるのではないでしょうか?ただ、年金や介護制度においては、納付していない者に対する給付は抑制されるので、自己責任だといえるかもしれません。

●結論:ひきこもり・ニートの人権は制約されない

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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