2015年11月 | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、アブストラクト(要旨)、調査方法、調査結果(+序論の一部など)を読んだ不安(障害)・恐怖に関する興味深い論文を取り上げます。ほとんどが最新の研究成果です。

なぜ不安(障害)・恐怖なのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は不安が高いか、もしくは不安障害を併発していることが多いという知見があるからです。さらに、米国精神医学会(APA)が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害(不安症)になりました。

今回は親の自己愛(ナルシシズム)からくる養育スタイル(育児スタイル)が子供(成人)の抑うつや不安を高めるというお話です。

なお、不安(障害)・恐怖以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。

最近の記事⇒キスをする文化がある社会は少数派で46%
↑キスは普遍的な文化ではなく、むしろキスをする社会の方が少数派であるという研究です。アジアやアフリカ、中東など地域ごとのキスあり/なしの割合を表にまとめています。

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興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、論文要旨(アブストラクト)だけ読んだ興味深い論文を取り上げるつもりでしたが…、面白すぎて全文読んでしまいました。

今回も不安(障害)・恐怖に関する最新の論文です。なぜ不安(障害)・恐怖なのかというと、場面緘黙(選択性緘黙)児は不安が高いか、もしくは不安障害を併発していることが多いという知見があるからです。さらに、米国精神医学会(APA)が発行するDSM-5では場面緘黙症が不安障害(不安症)になりました。

今回は恐怖で怒り感情の低下が抑制されネガティブ情動が増幅される、悲しみで攻撃行動が低下するというお話です。

なお、不安(障害)・恐怖以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。

最近の記事⇒女性の可愛さは周辺視野では判断できないが、美人の判断ならできる
↑日本人女性の可愛さは中心視野でなら分かるけど、周辺視野になると可愛いかどうかの判断ができなくなるという研究です。また、美人かどうかの判断は周辺視野でも中心視野と同等の判断ができるという結果も得られています。したがって、可愛さの判断は中心視野でないとダメで、美人の判断は周辺視野でも大丈夫ということになります。特に男性は可愛さの判断が周辺視野でできなくなります。メカニズムについてですが、周辺視野で可愛さの判断ができなくなるのは顔がぼやけるからという可能性が考えられます。ところが、周辺視野で可愛さが分からなくなるのは顔がぼやけるからではないという実験結果が得られています。

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興味深い研究成果をすべてネタにできればいいのですが、生憎そうもいきません。そこで、アブストラクト(論文要旨)、実験方法、実験結果だけを読んだ、社交不安(障害)に関する興味深い論文を取り上げます。ほとんどが最新の研究成果です。

なぜ、社交不安(障害)なのかというと、場面緘黙児(選択性緘黙児)は社交不安(社会不安)が高いか、もしくは社交不安障害(社会不安障害,社交不安症)を併発していることが多いという知見があるからです。また、米国精神医学会(APA)が発行するDSM-5(精神疾患の分類と診断の手引き第5版)では場面緘黙症が不安障害(不安症)になりました。

今回はバイオロジカルモーション(biological motion)知覚と社交不安の関係についての論文です。今回の研究は社交不安が高いとバイオロジカルモーションの歩行者が自分から離れていくという知覚が生じやすいという結果になっています。なお、バイオロジカルモーションとは点の動きに人などの生命体の動きを読み取ることです。点しか見ていないのに、無意識のうちにか生物の動きを検出してしまう認知システムが人間(+他の動物)には備わっています。

なお、社交不安(障害)以外の興味深い(面白い)研究については『心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究』をご覧ください。

最近の記事⇒おしっこを我慢すると嘘を言うのが上手くなる
↑抑制波及効果(Inhibitory-Spillover-Effect:ISE)という現象で説明できるというのが研究者の見方です。抑制波及効果とは自己制御で他の自己制御が上手になることです。

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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