メジャーリーガーのお子さんが緘黙児だった? | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

メジャーリーグで投手のポジションだった野球選手の娘さんが場面緘黙児でした。その選手の名はカーク・ルーターです。

"Free Selective Mutism Seminar with Jonathan Berent and Major League Baseball Player"というインタビューでこのことが明かされています。このインタビューはYouTube、iTunes、Social Anxiety.comなどで聞けます。また、ルーター選手自身も学校で数年しゃべることができなかったことが妻によって語られています。
カーク・ルーター選手の経歴(フリー百科事典ウィキペディア)

ルーター選手は10年以上にわたってメジャーで活躍した方です。しかし、私は野球に詳しくなく、ルーター選手の知名度は分かりません。

一方、インタビュアーのJonathan Berentさんは社会(社交)不安障害の治療では割と有名な方で、Berent Associatesという事業で不安障害の治療を行っています。Berent Associates運営のSocial Anxiety.comというサイトによれば、彼は『Work Makes Me Nervous: Overcome Anxiety and Build the Confidence to Succeed』などの書籍やカセット、CDの製作にも携わっています。 緘黙治療の経験も豊富という情報もあります。NBC、CBS、ABC、CNN、FOX、The New York Times、Newsday、The Chicago Tribune、The Boston Globeに登場したことがあるようです(1回出演した功績を記しているだけかもしれません)。ルーター選手のお嬢さんの治療にかかわったのも彼です。

○内容

インタビュアーとルーター選手の会話から始まって、Berentさんによる場面緘黙症の解説が続きます。次に、御息女が場面緘黙になり、セラピストのもとに赴いた経緯がルーター選手の奥さんによって語られています。その後、Berentさんが勧める緘黙の改善法を主軸としてルーター選手の娘さんの治療に関する話が挿入されています。

ポッドキャストでは、場面緘黙を強迫性障害と関連付ける考えも示されており、確かにそういう見方もできるなとハッとさせられました。もっとも強迫性障害も不安障害ですから、仮に「強迫性緘黙」と言う考えが提唱されても不安障害のままでしょうね。もちろん社会的な不安についても言及されています。

○本当に娘さんが緘黙なのか?

しかし、本当にご令嬢が緘黙症なのかどうか私のような人間には検証しようがありません。もしかしたら、iPS細胞に関する虚偽で話題となった森口尚史さんではないですが、意図的な欺きあるいは誇張された情報かもしれません。

しかし、私としては真実の可能性のほうが高いと思います。なにしろ、前述したようにメディア展開の規模が大きいですから、関係者の目に留まる可能性も高いと思われます。もし虚偽だとしたらBerentさんだけでなく、ルーター選手の名声にまで傷がつくことになりかねませんから。

○参考ホームページ(2012年11月26日現在)

Social Anxiety.com

http://www.social-anxiety.com/

Social Anxiety.com内で当該インタビュー(Free Selective Mutism Seminar with Jonathan Berent and Major League Baseball Player)が聞けます。下のアドレスです。

http://www.social-anxiety.com/interview.php?f=smseminar-20090304&d=Free%20Selective%20Mutism%20Seminar%20with%20Jonathan%20Berent%20&%20Major%20League%20Baseball%20Pitcher

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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