論文探し | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

2010.11.04
このごろ、場面緘黙症に関する論文を印刷しすぎていることに気づきました。で、場面緘黙症に関する論文を探していても、あまり生産的ではない(=主な論文はほとんど印刷し終わって手元にあります。)ことがわかりました。んで、社会恐怖症等と脳の関係に関する論文を探し始めました。というのも場面緘黙症の人はほとんど社会恐怖症の類を患っているからです。すると、面白い研究がどさどさ出てきました。脳と心の関係を扱う心理学が私の専門だから面白いと思うのかもしれませんけど。以下、その中から一部について研究の要旨を並べてみたいと思います。あえて、出典は明示しません。

・全般性社会恐怖症の大人は扁桃体と海馬が萎縮している

・全般性社会不安障害の人に対するSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の有効性には個人差があり、それには(放出されたセロトニンを取り込む働きをもつ)セロトニントランスポーターに関する遺伝子の多型性が関わっている

・不安障害には扁桃体だけでなく、前頭前野の様々な下位領域(一口に前頭前野といっても、その中でいろんな領域が区別されています)が関わっている

これ以外にもいろんな研究がありました。いつか場面緘黙症に特化した生理学的研究がいっぱい出てほしいですね。ちなみに、要約やら題名やらしか読んでないので内容が間違っている可能性もあります。全部英語ですけど…。

今度は不安障害の動物モデルについての研究でも探そうかな。って、そんなことばかりしていたら卒論が危ういぞ、自分。

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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