PubMedの場面緘黙症の論文数の推移をグラフ化(2014) | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

PubMed収録の場面緘黙症に関する文献数の推移をグラフにしました。2014年度改訂版(データは2013年まで)です。

PubMedとは米国国立医学図書館の国立生物科学情報センターが作成している書誌情報データベースのことで、特に生命科学分野に強いとされています。

以下の参考記事に記したように、以前にもPubMedでグラフ化を試みたことがあります。

参考記事⇒緘黙研究の動向をグラフにしてみた(PubMed版)

その際に活用したツールがMedline (PubMed) trendというサイトです。Medline (PubMed) trendの検索窓にキーワードを打ち込むと、PubMed収録の論文数が各年度ごとに表示されます。

今回もMedline (PubMed) trendで"selective mutism"と検索した結果をもとに、グラフをExcel2007(マイクロソフト社)で作成してみました。

selective mutismとは場面緘黙症(選択性緘黙症)の英語名のことです。
場面緘黙症に関する論文数の推移(PubMed)

注意:最終年度(1年前)の数値はin press状態でオンライン限定公開の論文が混入しているため、正確な数値ではありません。したがって、最終年度はあくまで参考程度にしてください(同じ理由で2年前(昨年からみたら1年前)の論文数に修正を加えています)。

○PubMed以外(CiNii・J-GLOBAL等)

PubMedは英語文献が多数なので、日本語文献に関しては分かりません。なので、CiNiiやJ-GLOBALなど、日本語文献が主体のデータベースで改めて文献数の推移を調査する必要があります。

*CiNiiとは国立情報学研究所が運営するデータベースのことで、論文や書籍の書誌情報を収録しています。

*J-GLOBALとは科学技術振興機構が運営するサービスのことで、文献だけでなく、研究者や研究課題、特許などの情報もデータベース化しています。

なお、最新のCiNiiのグラフをご覧になりたい方は以下のリンク先を参考にしてください。

CiNiiのグラフ(最新)⇒http://smetc.blog120.fc2.com/blog-entry-234.html

↑新年を迎えるたびにタイトルを改め、更新する予定なので、わざと、記事タイトルではなくURLにリンクを貼っています。

CiNiiやPubMedのグラフには限界があります。グラフを解釈する際には必ず下の参考記事中にある「Medline (PubMed) trendの限界」をご一読ください。

参考記事⇒緘黙研究の動向をグラフにしてみた(PubMed版)

追記(2014年5月7日):J-GLOBALでもグラフを作成しました(参考記事⇒緘黙研究の推移をグラフにしてみた(J-GLOBAL編))。

○参考URL(2014年1月12日現在)

Medline (PubMed) trend

dan.corlan.net/medline-trend.html

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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