Googleの「緘黙」検索を分析 | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
HOME   »   緘黙の検索、アクセス数のトレンドと本での出現頻度  »  Googleの「緘黙」検索を分析

問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

Googleトレンドで"selective mutism"(場面緘黙)と検索された回数・割合を時期や国別に分析するとこんな感じになりました(2011/1/25)。→"selective mutism"

国・地域別ランキング
1位 シンガポール
2位 アメリカ
3位 アイルランド
4位 ニュージーランド
5位 オーストラリア
6位 カナダ
7位 イギリス
8位 イスラエル

イスラエルが第8位?イスラエルの公用語って英語だっけ?

都市別ランキング
1位 テムズ・ディットン/イギリス
2位 ニューアーク (米ニュージャージー州)←緘黙のサポートグループがある。協議が開かれたことがある。
3位 ボストン(米マサチューセッツ州))←協議が開かれたことがある。
4位 フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)←Dr Shipon-Blum在住。協議が開かれたことがある。
以下、略。

"緘黙"と検索された回数・割合→"緘黙"

都市別ランキング
1位 札幌
2位 福岡
3位 名古屋
4位 大阪
5位 Chiyoda(千代田区?千代田町?)
6位 東京

意外と東京で"緘黙"と検索している人、少ないんですね。そもそも、東京ではGoogleじゃなくてYahoo!などを使う人が多かったりすると単純比較はできないんですが……。

今度はGoogleトレンドではなく、その進化型のGoogle Insights For Searchで分析してやりました。その結果を示しました。→"selective mutism"

国・地域別順位はGoogleトレンドとほとんど変わっていません、しかし、Googleトレンドで上位だったシンガポール・アイルランド・ニュージーランドが消えています。これらの国はまだGoogle Insights For Searchの分析対象ではないのでしょうか?それともGoogleトレンドとGoogle Insights For Searchでは分析方法が異なるのでしょうか?それにしても、「人気検索クエリ」で第8位にある”social mutism"という表現、気になります。初めて見ました。「社会的緘黙」とでも訳すのでしょうか?もう一点、"selective autism"って何?単なるスペルミスか?それとも自閉症と混同?

時期別ではPaul 「Paul McCartney and Selective Mutism(ポール・マッカートニーと場面緘黙」というニュース記事(2008/2/11)が出たところで人気が結構上がってます。2011年2月に人気が上昇するという予測が出ていますがどうなんでしょう?

また、1国での地域差もあることが分かります。例えば、「アメリカ」。さらに、都市や市区都レベルでも地域差があります。

さらに、時間の経過による地域別変化では、アメリカの検索ボリュームレベルが高いことが多いです。一方、イギリスの検索ボリュームレベルが高いのは2010年の1月から4月です。これは、イギリスの緘黙支援団体・SMIRA(Selective Mutism Information & Research Association)代表の Alice Sluckinに大英帝国勲章が授与されたことが大きいのではないでしょう。→参考ページ(場面緘黙症Journal - ブログ:英緘黙支援団体代表に、大英帝国勲章)

一方、日本でのGoogle Insights For Searchによる分析はどうでしょうか?その結果を都道府県別に示しました。→"緘黙"

都道府県別ランキング
1位 京都
2位 北海道
3位 兵庫
4位 福岡
5位 神奈川
6位 大阪
7位 埼玉
8位 愛知
9位 千葉
10位 東京

やっぱり、日本での都道府県別Google使用率のデータが欲しいですね。これだけでは何とも言えません。人口の問題もあるし。

東京での市区都別ランキング
1位 千代田区
2位 東京23区

どうやら、東京都の中でも千代田区の検索数・割合が高いらしい。

その他、Google Insights For Searchではカテゴリごとの検索や画像検索、ニュース検索など様々な条件を設定して検索ランキングを知ることができます。また、同じ検索語でも"緘黙"や"かんもく"など表記を変えたり、"場面緘黙"と新しい修飾語を付け加えることで、意外な結果が出てくるかもしれません。

スポンサードリンク

Comment

スポンサードリンク

Trackback
Comment form
カテゴリ
ランキング
Twitter
スマートフォンサイト
Amazon書籍
場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

リンクについて
このサイトはリンクフリーです。リンクの取り外しはご自由になさって下さい。個別ページのSNSでの共有やブログ、サイトへのリンクも自由です。
プライバシーポリシー
当ブログはGoogle Adsense広告を掲載しています。Google Adsenseでは広告の適切な配信のためにcookie(クッキー)を使用しています。ユーザーはcookieを無効にすることができます。

なお、Google Adsenseで上げた収益は将来のホームレス生活を見越し、すべて貯金にまわしています。
免責事項
ブログ記事の内容には万全の注意を払っていますが、管理人はその内容の正確さについて責任を負うものではありません。

PAGE TOP