NHK首都圏ネットワークでの場面緘黙症の動画 | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
HOME   »   緘黙ニュース、緘黙情報  »  NHK首都圏ネットワークでの場面緘黙症の動画

問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

2014年7月23日のNHK総合テレビジョン「首都圏ネットワーク」、「首都圏ニュース845」で場面緘黙症(選択性緘黙症)に関する特集が放送されました。残念ながら、首都圏ネットワークHPの最新リポートなど、NHKの公式サイトにその要約が掲載されることはありませんでしたが、その動画がDailymotionという動画共有サービスに投稿されています(2014年7月29日現在)。ただし、NHKの許可を得ているのか分からないため、著作権法に抵触するかどうかは分かりません。

2014/7/23 首都圏ネットワーク「場面かん黙」を知ってますか... 投稿者 DDVIDEO_JP
*DDVIDEO_JPアカウントは「発達障害についての番組をアーカイブして」おられる方です。

私がこの動画を知ったのは大人(成人)発達障害のための就労支援施設 Necco(ネッコ) のHPの記事『NHK「首都圏ネットワーク」他にNeccoかんもくの会が登場』を通してです。実は私は首都圏ネットワークや首都圏ニュース845での場面緘黙症の放送動画がYouTubeに投稿されるかもしれないと思い、ずっと見張っていたのですが、少なくとも私が見つけた範囲ではDailymotionが先取りした形です。なお、Dailymotionの動画のリンク切れが発生した場合は代わりの動画を見つけ次第、逐次再掲載するかもしれません。それにYouTube動画を使用する可能性もありますが、果たして動画の投稿がされるかどうか…。

○首都圏ネットワークの場面緘黙の特集 -内容は?

動画はNHKの田中洋行アナウンサーと橋本奈穂子アナウンサーの挨拶から始まります。その後、『「場面かん黙」を知ってますか?』というテロップと共に橋本アナウンサーが場面緘黙の症状の説明を行い、次のステップへ移行しています。

まず、神奈川県内に住む小学3年生の女の子が「場面かん黙」の診断を医者から受けたことがあるという形で紹介されています。前半では家庭での様子とピアノ教室でのレッスン中の様子を対比して場面緘黙の症状が分かりやすいように工夫されています。次に、入江紗代さんがご自身の場面緘黙体験について語っています。当事者目線の緘黙経験というわけです。その後に最初に登場した女の子の母親が話されて、場面緘黙児の支援方法の例として担任の先生との交換日記を紹介しています。

これらの緘黙事例を紹介した後、またスタジオに戻り、場面緘黙に関する説明に移行します。その中で首都圏放送センターの宮本知幸記者が自然かん黙(自然緘黙)という表現を使っておられます。しかし、宮本記者は後に場面緘黙と言う等、表現に一貫性がありません。宮本記者と橋本アナウンサーの話が終わった後、今度は長野大学の高木潤野講師が場面緘黙の支援方法についてお話をされています。が、高木講師の映像と音声が途切れて、放送事故となり終わります。

ネット上の情報によれば、放送事故で終わった首都圏ネットワークの続き等がNHKの首都圏ニュース845で再放送されたそうです。しかし、まだ動画が見つけられません。ただし、TV映像情報のテキストデータ化をしているJCC株式会社のサイト「JCCテレビすべて テレビ放送全番組をリアルタイムで要約」には首都圏ニュース845の内容を文書化した記事が掲載されています。首都圏ネットワークの放送内容もテキスト化されていますので、耳が不自由な方はこちらも参照した方がいいかもしれません。

○参考URL(2014年7月29日現在)
NHK「首都圏ネットワーク」他にNeccoかんもくの会が登場 大人(成人)発達障害のための就労支援施設 Necco(ネッコ)
http://neccocafe.com/news/20140723_nhk_shuto.html

[場面かん黙・大切な“早期発見”](2件/週) JCCテレビすべて
http://jcc.jp/sp/jiken/25654/

[場面かん黙の苦しみ・どう支援するか](2件/週) JCCテレビすべて
http://jcc.jp/sp/jiken/25646/

スポンサードリンク

Comment
162
自然緘黙?
こんにちは。

自然緘黙って何??・・・とおもって検索してみたら盛田さんも突っ込んでいらっしゃいましたね。初めて聞きました。

ところで、最近チックに関して疑問があって・・・。これ見たことありますか?

Dr.Stackという矯正歯科医が顎関節症(TMJ disorder)の観点からトゥレットの治療をしている動画を発見しました。(錐体外路症状のようなものにも対応している?)

https://www.youtube.com/channel/UC2aJew8DVclC3CbwMqlQviA

木箆のようなものをくわえているのを見た時には「習慣逆転法」や「感覚トリック」のようなものを連想しましたが、サイトを見てみたら脳がどうのこうのと・・・

いったいこれは何をしているのでしょう??
へらをくわえる行為そのもには「支えないと落ちる」という状況を作り出すので、チックそのものから意識をそらし、マインドフルネス的にくわえる作業に集中するという効果もあるのでしょうが、詰め物はなにをしているのか・・・。

疑問です。

チックそのもに関することでは、「チックには運動準備電位(RP)が発生したっけ」という疑問があり、今探しているところです。個人的には錐体外路症状、てんかんなどとRPとの関連を示した一覧が見つかるとといいなあと思っているところです。チックと条件付けの起こりやすさとの関連も・・・。コロコロ新しい癖が定着しやすいのは条件付けが起こりやすいからなのかなと・・・。

163
Re: 自然緘黙?
コメントありがとうございます。自然緘黙に関しては言い間違いだと思っているところです。

動画に関しては見たことがありませんでした。情報、ありがとうございます。たしかに、変なものをくわえているものもありますね。謎です。

"tic disorder"と"motor readiness potential"で検索してもあまり文献がヒットしませんが、"tic disorder"と"readiness potential"での検索ではヒットしますね。一覧みたいなものはなかなか見つかりません。お役に立てませんが、見つかることを祈っております。

スポンサードリンク

Trackback
Comment form
カテゴリ
ランキング
Twitter
スマートフォンサイト
Amazon書籍
場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

リンクについて
このサイトはリンクフリーです。リンクの取り外しはご自由になさって下さい。個別ページのSNSでの共有やブログ、サイトへのリンクも自由です。
プライバシーポリシー
当ブログはGoogle Adsense広告を掲載しています。Google Adsenseでは広告の適切な配信のためにcookie(クッキー)を使用しています。ユーザーはcookieを無効にすることができます。

なお、Google Adsenseで上げた収益は将来のホームレス生活を見越し、すべて貯金にまわしています。
免責事項
ブログ記事の内容には万全の注意を払っていますが、管理人はその内容の正確さについて責任を負うものではありません。

PAGE TOP