お笑い芸人・芸能人で元場面緘黙の男性 | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

お笑い芸人のサンタルチア加藤氏(本名:加藤一夫,愛称:かとチャン)が場面緘黙症状(選択性緘黙症状)を経験されていました。小学生から高校生まで家庭では喋るものの、外では友達とさえ話せなかったそうです。この症状は場面緘黙症と酷似しています。ただし、本記事最下部に示したサイト『大人の学校 さいたま寺子屋サロンの記録』には場面緘黙症が「場面症候群」と記述されています。

しかし、「病名は吃音でした」とも記載されています。吃音(小児期発症流暢症)持ちの場面緘黙経験者なのでしょうか?それとも場面緘黙症なのに吃音と誤診されたのでしょうか?全体を通して読むと喋れないということが意識されている感じなので、症状としては吃音よりも場面緘黙症に近いような気がします(個人的には吃音が一因の場面緘黙が一番ありそうです)。しかし、このあたりはサイトの情報だけでは読み取れませんでした。

また、サンタルチア加藤氏はパニック症候群の元当事者だったようです。しかし、『大人の学校 さいたま寺子屋サロンの記録』の記事を読むと、吃音と場面緘黙症とパニック症候群とがごちゃごちゃになっていて、なんだかよく分かりません。

サンタルチア加藤氏は男性で、取材当時70代でした。取材場所は生活クラブ本部談話室。翻訳事務所とスタジオも兼ねる自宅は埼玉県蓮田市にあります。肩書きはNPO(特定非営利活動)法人埼玉芸能協会理事長、ユーモアスピーチセンター講師、かとう発声研究所代表です。

○経歴

浅草の近くが生誕地。父親は乾物屋(おかず屋)で、商売繁盛というわけにもいかず、夜逃げ。ひきこもり経験あり。高校と大学は夜学で勉強、技術屋に。

大学卒業後、メーカーに就職。1年を待たずにメーカーを退職し、国際特許協会に入会。後に独立し、池袋でユーモアスピーチクラブを設立するものの、オイルショック・不景気で廃業(それとも辞職?)。地元に帰郷し、家庭教師やコンサルタントを勤める。喫茶店や美容院に勤務し、美容師と職場結婚(結婚年齢は不明)。

具体的には、夜学の芝浦工業大学卒業後、本田技研工業株式会社埼玉工場に就職。その他の就職先は財団法人発明協会科学技術翻訳部、川原田国際特許事務所(虎ノ門)、川口国際特許事務所(新宿)、日産自動車国際特許部(築地)。転職が多い方なのかどうか私には判断できませんが、転々としていらっしゃいますね。

1977年には有限会社パテントインターナショナルを設立され、13年後に廃業。その5年後にはかとう発声研究所を創設され現在も代表職。1998年にはシニアバンドの「ロータスフラワーズ」を結成され、2000年にNPO法人埼玉芸能協会を設立されて、理事長の地位です。さらに、元国際特許事務所取締役代表です。

その他はヴォイストレーナーやカラオケ教室講師、演歌歌手、漫画家、生涯学習講座講師、施設のナツメロと多彩な才能があります。あれ?演歌歌手?演歌といえば…。場面緘黙元当事者の○○さんが演歌好きだったような…。しかも、サンタルチア加藤氏も英語好きで翻訳を仕事にした経験をお持ち。ひきこもり元当事者で英語好き、なおかつ場面緘黙症状の経験者で演歌歌手となれば、もうサンタルチア加藤氏が気になりますね(笑) 漫談家でお笑いタレントの綾小路きみまろ氏をライバル視し、「埼玉の歌う袋(ふくろ)小路きみまろ」を名乗っているそうです。

選挙立候補経験ありだが落選、電話恐怖症やうつ病、大腸がんの病歴あり。マルチ商法に騙された経験あり。自費出版書の上梓経験あり。著書に彩図社から2004年に出版された『輝くセカンドライフのための趣味の起業で華になる本(ぶんりき文庫)』。

サンタルチア加藤氏は声楽を勉強して芸能界に入られたので、元場面緘黙の芸能人ということになります。もっとも芸能人の定義がよくわからないので大きなことは言えません。なお、サンタルチア加藤氏は声楽の知識を活かし『死んでたまるかこのままで』という曲を作曲され、『スイレンのひと』の作詞も担当されました。

サンタルチア加藤氏の知名度は分からないのですが、失礼を承知で申し上げると全国的に知られているわけではなさそうです。なので、お笑い芸人だとしても元場面緘黙の有名人とはいえないでしょう。しかし、将来の夢がお笑い芸人である場面緘黙児・者にとっては参考になるかもしれません。なお、サンタルチア加藤氏は話し方同好会や話し方教室、話し方研究会で喋ることへの苦手意識や電話恐怖症の克服を目指したそうです。

関連記事⇒宮沢賢治作品や絵本の朗読が仕事の元緘黙の地元有名人

関連記事⇒ジャーナリスト、池上正樹氏は場面緘黙の経験者

○参考URL(2015年1月7日現在)
NPO法人大人の学校 さいたま寺子屋サロンの記録 記録 性格を変えて人生を変える IT技術者から人生を愉しむお笑い芸人へ
http://www.otonanogakkou.org/cont/teragoya/kiroku/kiroku-130216.html

株式会社パートナーシステム 講師を探す サンタ・ルチア加藤(加藤 一夫)
http://www.p-system.jp/partner/cat2/cat2-2/post-323.html

ケーシー松原のイベント系の会(アストライアの会) かとチャンのカラオケ指導で歌ちゃおう!
http://www.gilishya-shinwa.com/docs/150211/index.html

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
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マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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