英国精神医学ジャーナルの表紙を描いた場面緘黙アーティスト | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
HOME   »   緘黙ニュース、緘黙情報  »  英国精神医学ジャーナルの表紙を描いた場面緘黙アーティスト

問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

British Journal of Psychiatry(BJPsych)という精神医学雑誌があります。BJPsychとは英国王立精神医学会(Royal College of Psychiatrists:RCPsych)から毎月公刊される英国精神医学ジャーナルのことです。私もこのジャーナルは定期的にチェックしていますが、2015年の3月に出版された206巻3号の表紙のイラストを描いたのは場面緘黙(選択性緘黙)経験者でした。

*「英国精神医学ジャーナルの表紙を描いた場面緘黙当事者」というタイトルから「英国精神医学ジャーナルの表紙を描いた場面緘黙アーティスト」というタイトルに変更しました(2015年3月19日)。

場面緘黙体験者の方のお名前はメガン・ウィントン(Megan Winton)さんです。イングランド南部のウィルトシャー州出身のアーティストです。彼女は場面緘黙だけでなく、強迫性障害(強迫症)やPTSD(心的外傷後ストレス障害・心的外傷後ストレス症)の当事者です。BJPsychの目次に掲載されているちょっとしたインタビュー記事が制作されたころには17歳だった模様です(少し不確かな情報なので曖昧表現)。特に12歳頃から17歳の5年間がしんどかったようです。強迫性障害の症状はコントロールが可能になっていますが、不安とストレスに苛まれる時には緘黙の問題がでてくるようです。

メガンさんが描いたBJPsychの表紙はシロガオサキザルのエテロ(ジェスロ)や3匹のクモザル(ヒッコリー、フリント、パンプキン)を絵にしたものです。4匹のお猿さんのモデルは実在しており、彼らはモンキーワールド類人猿救助センター(Monkey World Ape Rescue Centre)やモンキー救助センター(Monkey Rescue Centre)に引き取られています。実はこれら4匹のお猿さんはイングランドのBBCニュースやWeston, Worle & Somerset Mercury(Weston & Somerset Mercury)紙、バーナム・ハイブリッジ週刊ニュース(Burnham & Highbridge Weekly News)紙に取り上げられたことがあります(全てオンライン上で確認)。

なお、メガンさんの場面緘黙がPTSDあるいはPTSDの原因となったトラウマティックな出来事を背景としているものかどうかは不明です。

○参考URL(2015年3月19日現在)
↓メガンさんが描いた表紙が見れます
BJPsych Contents MARCH 2015 VOL 206 NO 3
http://psychiatryonline.org/pb/assets/raw/journals/International_Editions/British%20Journal%20of%20Psychiatry%20TOCs/BJP_Mar2015_toc.pdf

Latest News from SpiritMonkey
http://www.spiritmonkey.co.uk/page15.html

スポンサードリンク

Comment

スポンサードリンク

Trackback
Comment form
カテゴリ
ランキング
Twitter
スマートフォンサイト
Amazon書籍
場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

リンクについて
このサイトはリンクフリーです。リンクの取り外しはご自由になさって下さい。個別ページのSNSでの共有やブログ、サイトへのリンクも自由です。
プライバシーポリシー
当ブログはGoogle Adsense広告を掲載しています。Google Adsenseでは広告の適切な配信のためにcookie(クッキー)を使用しています。ユーザーはcookieを無効にすることができます。

なお、Google Adsenseで上げた収益は将来のホームレス生活を見越し、すべて貯金にまわしています。
免責事項
ブログ記事の内容には万全の注意を払っていますが、管理人はその内容の正確さについて責任を負うものではありません。

PAGE TOP