緘黙研究の発表がポスター賞に | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

緘黙に関する研究発表がシンガポールでBest Poster Award(最優秀ポスター発表賞)銅賞を受賞したことがあります。

The Singapore Health & Biomedical Congress (SHBC;シンガポール衛生&生医学学術大会)が2011年11月11~12日に開催されました。学術大会に先立ち、研究の要点の発表が10月31日~11月3日にかけて行われ、金賞・銀賞・銅賞を各対象者に授与しました。

その中で、10月31日にAllied Health(衛生保健部門?)部門の最優秀ポスター賞の決勝戦が開催されました。決勝戦には場面緘黙に関する報告を行ったSharon Sung氏を含め、3名が出場しました。その結果、Sharon Sung氏が銅賞に輝きました。

彼女の発表は"Computer-Assisted CBT for Selective Mutism: Preliminary Results from a Randomized Controlled Trial in Singapore"(場面緘黙児へのコンピュータ補助による認知行動療法:シンガポールでの無作為統制試験の予備的結果)と題するものです。

なお、最近社会不安障害(社交不安障害)やうつ病、パニック障害などでインターネットを用いた治療の効果を探る研究が発表されています。そういうわけで、緘黙児の治療でもインターネットを用いるという発想が出てこない方が不思議です。Sharon Sung氏の研究はコンピュータを用いているだけで、インターネットを用いているかどうかは分かりませんが、IT技術を利用するのも1つの手段です。

Sharon Sung氏は現在、デュークNUS医学大学院(シンガポール)の准教授で、シンガポールの精神衛生研究所小児及び青年精神医学部門にも所属しています。

デュークNUS医学大学院は、政府が2000年にアジアの生医学研究の拠点としての発展を目指し、財源をつぎ込んだのが起源だとされています。比較的最近に源流を持つ若い大学院です。

○参考URL(2011年11月24日現在)

・The Singapore Health & Biomedical Congress
http://www.shbc.com.sg/

・発表の要約(pdfファイル)
http://www.shbc.com.sg/search/SHBC%202011%20-%20Consolidated%20Abstracts%20for%20AAMS_08112011%20-%20publish.pdf

・デュークNUS医学大学院
http://www.duke-nus.edu.sg/web201111/node

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
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マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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