カナダでは場面緘黙で障害者枠の税控除・給付が受けられる | 緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー
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問題を起こさない緘黙児は放置されるか?」という記事に追記をしました。3歳で「かん黙」があった園児5名の内60%が5歳までに「かん黙」を克服したという研究です。日本の調査になります。

カナダでは場面緘黙症だった場合、税控除や給付の対象となるかもしれません。

HandyTaxというコンサルタント業者?が税控除/給付の対象としてリストアップしている症状や症候群、障害に"selective mutism"(場面緘黙)という文字があるからです。もしかしたら実際に緘黙で控除/給付の申請が通った実績があるのかもしれません。もちろん、実績なしに掲載している可能性もありますが…。

○カナダ歳入庁(Canada Revenue Agency)の公式サイトで調査

実際に制度上申請が可能かどうか調べるために、カナダ歳入庁(Canada Revenue Agency)の公式サイトで調べてみました。しかし、"selective mutism"と検索しても結果が返ってきません。"schizophrenia"(統合失調症)など比較的メジャーな精神疾患でも何もヒットしません。

しかし、Q&A形式で対象になるかどうか簡易チェックできます。それによれば、個々の診断名というより、社会的な制約によって判断しているようです。だから、疾患名で検索しても何もヒットしなかったんですね。

○HandyTaxの緘黙に関する記述

HandyTaxのサイトは、 場面緘黙が大人に与える影響にも言及している点が特徴的です。"It can also prevent an adult from advancing in the workplace and jeopardize their chances for promotion"(場面緘黙症は職場での昇進を妨げ、出世の機会を危険にさらすことも有り得る)と明確に記述しています。もちろん、子どものことにも触れています。(訳注:私にはadvancingとpromotionの違いが分かりません)

ただ、症状のリストでは主症状ではなく、付随する危険性のある問題(睡眠やうつ症状など)を列挙しています。緘黙だけでなく、付随症状も併せて申請する戦略の方が効果的だとのノウハウがあるのかもしれません。もちろん緘黙そのものを理解していない可能性もあります。ただし、理解が良いのではと思わせる記述もあります。

参考URL

○HandyTax(Disability Tax Credits and Benefits for Selective Mutism)
http://www.handytax.ca/disability-tax-credit-benefits-selective-mutism/

○カナダ歳入庁
http://www.cra-arc.gc.ca/menu-eng.html

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場面緘(かん)黙症とは?
ある特定の場面(例.学校)でしゃべれなくなってしまう症状を場面緘黙症といいます。言語能力や知能には問題がないにもかかわらず、話せないのです。一般的に場面緘黙症の人は自らの意思で口を閉ざしているのではなく、不安や恐怖のために話せないとされます。中にはあらゆる場面で話せない全緘黙症になる事例もあります。
プロフィール

マーキュリー2世

Author:マーキュリー2世
性別:男
緘黙経験者で、バリバリの現役緘黙だったのは小学4年?大学1年。ただし、小学4年以前はほとんど記憶喪失気味なのでそれ以前も緘黙だった可能性あり。現在も場合によっては緘黙/緘動が発動します。種々の研究に言及していますが、私は専門家ではありません。ひきこもり/自称SNEP(孤立無業者)です。

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